杉山奈津子。雙葉学園卒業後、東京大学理科二類に入学し薬学部卒業。医療・勉強・育児などの書籍を10冊以上出版。現在、AERA.dotにてコラム連載中。講演も行っている。心理カウンセラーの資格も持つ

かつて東京で個人家庭教師をしており、何人もの生徒の偏差値を大幅にあげた実績があります。それにより、大手の家庭教師塾からも声をかけていただきました。

短時間で点数をあげる、独自の効率的な勉強法を確立

私は高校3年生から本格的に受験勉強を始めました。当然時間が足りないため、とにかく効率を重視した勉強の仕方を考え抜きました。結果、予備校に通わず、独学で東京大学理科二類に入学。当時は数学が最も苦手科目でしたが、最終的に偏差値80までアップしました。東大入試では、数学が2時間半もあるのにたった6問しかでません。そのうち2問正解すれば合格できると言われていますが、本番では9割以上、5問半解くことができました。

こうした勉強法を書いた著書は、おかげさまで15万部を突破するベストセラーとなりました。

東大の中でも通じるテクニックです

東大では入学後に1年半をかけて試験を受け、その平均点から学部を選べます(進学振り分けテストといいます)。そこでも、理系で上位25パーセント以内でなければ入れない薬学部に進学することができました(点数的には、文転して法学部、経済学部も選択できました)。つまり、受験時に編み出した勉強法は、東大生の中でも充分に通じるということが証明できます。

塾ではこの勉強法により、ただ勉強するだけではなく、「能率的に学ぶ方法」も教えていきます。

Amazonの勉強カテゴリーで1年近く1位をとりました